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Scrum_Eveningはじめました

Scrum4 min read

スクラムマスターの集い

認定スクラムマスターの最大の仕事というのは次のふたつに集約されるんじゃないかなと思っている.

  • チームをクビになる
  • スクラムを布教する

どっちもアジャイル宣言にもスクラムのセレモニーやイベントにも何の関係もないが, クビになるのは (1) スクラムが大失敗してこんなものは使えないとさじを投げられるか (2) チームがまわり続けたのちに自己組織化し,スクラムマスターが必要なくなった ときである.

(1) はかなしい.きっと相性が悪かったんでしょう.どうしても噛み合わせの悪い人間関係というのは残念ながら 完全に払底することのできないもののひとつです.
でも,アジャイルを取り入れるのはどうかやめないでほしい.別のスクラムマスターなりアジャイルコーチを 雇ってぜひ挑んでほしい.今度はうまくいくから.

(2) はとても喜ばしい.
ぼくたちは誇りをもって退場できるんじゃなかろうか.

どちらにせよ,スクラムマスターはチームを去るし,去ったあとになにがしか残ってると嬉しいだろうと思う. そうして,ほうぼうに飛んでいって,宣教師のように布教してまわるのがよさそう. そんなわけで,僕はスクラムマスターの仕事を クビになっては別のところで布教する,とした. その真髄はもちろん,組織にアジャイルをである.

さて,現職でちらほらいた認定スクラムマスターやアジャイル好きな人を寄せ集めて, 社内にアジャイルを浸透させていく草の根活動を去年末くらいからやっている.
去年僕が入社した頃は,開発組織がほぼ息してなかったんだけど,徐々によくなっていってる感がある. 残念な出来事はたくさんあったのだけれども・・

大規模スクラムをいきなり導入はこけるに決まっているので,数チーム試験的にスクラムを導入して そのチームでまずは開発の進め方,やり方を変えていくということを最近はじめた.
そういったチームを動かしながら,実はいろんな部署に隠れていたアジャイル好きなメンバに 声をかけてやっとこ集会をすることが出来た,という流れだ.

ここから縦軸をチームや組織でのアジャイル,スクラムの実践とし,横軸を各部署でのスクラムマスターの 結びつきとして,組織全体をアジャイルにしていけたらいいなぁ,と考えている.

なんかただのポエム以下の文章になってしまったが,今日はそんな感じで.